地下雨水調整池

新家調節池

大阪府八尾市北西部における大雨による浸水被害の低減を図るため、流域下水道(柏原八尾幹線)の能力を上回る雨水を取水し、一時的に貯留するための地下調節池を構築したものである。外径50.6m、高さ49.8m、約50,000㎥の貯留量(25mプールにして約170杯分)をもった非常に大きな施設です。
大深度大型地中構造物を精密機械工場が隣接する市街地に構築する必要性から、広い作業ヤードを必要とせず、地盤・地下水等の周辺環境に及ぼす影響が小さいニューマチックケーソン工法を採用した。また、この工法での円形構造物としては世界最大級の底面積を有している。
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右岸流域処理場(川越)合流改善雨水滞水池外築造工事

埼玉県下水道局発注の「荒川右岸流域処理場 川越雨水滞水池」工事は、雨天時に未処理放流されている下水の一部を滞留させ、晴天時に処理放流するための一時貯留施設をニューマチックケーソン工法で施工したものである。
工事規模は掘削面積1247㎡、長さ68.5m、幅18.2mと長短辺比率が3.8と、1,000㎡以上の大型ケーソンの施工としては最大比である。
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